「TOEICで500点も取れないから、自分は英語が話せないんだ…」
そんなふうに落ち込んだり、諦めかけたりしていませんか？
実はそれ、大きな誤解です。
なぜなら英会話力は、TOEICなどの点数や試験とは全く別物の力だからです。
英語は本来、コミュニケーションの道具に過ぎません。
そのため、文法の正確さや難しい単語より、「伝える気持ち」の方がずっと大切になってきます。
出川イングリッシュが「伝える気持ち」の大切さを示す良い例ですね
実際に、TOEIC300点台でも日常英会話ができる人もいれば、800点以上あっても話すのが苦手な人もいます。
つまり、TOEICスコアは多少の目安にはなっても、「話せる／話せない」の絶対的な基準にはならないのです。
この記事では、TOEIC500点未満であっても、英語で会話できるようになるための効果的な学習法や心構えなどを、実践的に解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください！
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なぜTOEICスコアが低くても英会話はできるのか？
英語の勉強を始めると、「TOEICのスコア＝英語力」と思ってしまいがちです。
ですが、TOEICは「読む・聞く」力に重点を置いたテストであって、「話す」力を測る試験ではありません。
つまり、TOEICの点数が何点であっても、「話す・聞く」に特化したトレーニングを行えば、英会話力は伸びていくのです。
英会話には「完璧な文法」も「難しい単語」も必要ありません。
大切なのは、「通じること」。
多少文法が間違っていても、ジェスチャーを交えたり、表情豊かに話すだけで、意外とスムーズにコミュニケーションが取れるということです。
むしろ英会話では、”英語力”以上に「相手への伝え方」が重要となります。
また事実として、世界中の英語話者の多くは「非ネイティブ」です。
それでも、みんな英語でコミュニケーションをとっているのです。
多少の間違いは気にせず、伝えようとする姿勢を大切にしましょう。
多くの人が英語が話せない原因とは？
日本では英語が必修科目であり、小学生の頃からあたりまえのように英語に触れてきたはずです。
それにもかかわらず、多くの日本人が英語を話せません。
では、英語が話せない人に足りないものはなんでしょうか？
私が思うに、主な原因は以下の2つに集約されます。
1. 「話す練習」が不足している
1つ目の原因が、「話す練習」が不足していることです。
特に、少し前の学校教育では読み・書きが英語学習のメインで、話す練習が圧倒的に不足していました。
受験でも問われる力はほとんどが読み・書きです。
水泳の本を何冊読んでも、泳げるようにはなりません。
それと同じで、英語も「話す練習」をしないと身につきません。
逆に言えば「話す練習」を正しく続ければ、英会話力は驚くほど伸びていきます。
繰り返しになりますが、TOEICなどのテストの点数と英会話力は別物です。
リアルな場面で使える「生きた英語」を実践を通して学びましょう。
2. 完璧主義すぎる
また、「間違えるのが恥ずかしい」と思うのも話せるようにならない原因の一つです。
恥ずかしさが原因で口を閉ざしてしまうと、上達のチャンスを逃してしまい、いつまでたっても話せるようになりません。
英会話は間違えて当然ですし、むしろ間違えた分だけ英語の上達は早くなります。
完璧主義は捨ててしまいましょう。
失敗を積み重ねることを目標にするくらいでちょうど良いです。
以下の記事も参考にしてみて下さい！
TOEIC500点未満の人向け具体的学習法
ここからは、TOEIC500点未満の英語初心者が英語を話せるようになるための具体的学習方法を紹介していきます！
1. 「中学英語」を徹底的に復習しよう
英会話というと、「高度な英語表現が必要」「語彙力がないと無理」と感じるかもしれません。
ですが、ネイティブ同士の会話であっても実際に英語を話す上でよく使うのは、中学で習う基本の文法と語彙が中心です。
例えば、「I want to go」「Can you help me?」「It’s raining today」など、どれも中学英語の範囲です。
もちろん学校で習わない表現やスラングも出てくることはありますが、その種類も覚えられないほどではありません。
慣れていけば問題ないです。
まずはこういったシンプルな文を伝わる程度に正しく・瞬時に言えることを意識していきましょう。
子供に戻った気になって、英語での人格を一から作るようなイメージです！
「今さら中学英語？」と思わず、むしろ最短で話せるようになるための王道と捉えましょう。
中学英語を一から学びなおしたい方には以下の書籍がおすすめです。
他にも英語初心者に向けた書籍を紹介しているので、興味のある方は参考にしてみてください。
2. 英語は「声に出して」覚えよう
英語初心者がやりがちなのが、自習室のようなところで黙々と単語や文法を学んでしまうことです。
確かにそれも大切ですが、黙読だけではいつまでたっても話せるようにはなりません。
多くの日本人学習者は「読む」「書く」には慣れていますが、「話す」ことには大きな苦手意識があります。
それは、声に出す練習をしていないからです。
英語を話す力をつけるには、口・耳・脳を連動させたトレーニングが必要です。
いくら文法を理解していても、それを「口に出す練習」をしていなければ会話では使えません。
逆に、普段から声に出す訓練をしていれば、頭で考えるより先に英語が口から出てくるようになります！
まずは簡単な文章でも、発音が完璧でなくても、とにかく声に出すことを習慣づけてみてください！
音読・シャドーイングのすすめ
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ネイティブ音声の後にすぐ真似するシャドーイング
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短くて簡単な文章を声に出して何度も読む
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慣れてきたら目を閉じて言えるまで暗唱
例えば、NHKの『基礎英語』やYouTubeの初心者向け英会話動画を活用するのもおすすめです。
毎日10〜15分、「聞いて→真似して→話す」習慣をつけるだけで、発音やリズムにも自信がついてきます。
3. よく使う英語フレーズを丸ごと覚えよう
「伝わる英語」は暗記から始まります。
日常会話では、文法を組み立てながら話す余裕はありません。
実際の会話では、よく使うフレーズを自動的に口から出せるようにすることが重要です。
そのためには、「自分がよく使いそうな表現」を中心に、丸ごと覚えてしまうのが近道です。
とはいっても、無理に完璧に暗記しろというのではなく、自然と表現が出てくるくらいには慣れようということです。
フレーズを覚えるには、『ネイティブが最初に覚える英会話フレーズ300』を活用するのがおすすめです！
やりこむことで英語脳が鍛えられ、サクサクと英語が出てくるようになります！
4. オンライン英会話で「実際に話す」習慣をつけよう
最初にも述べましたが、英語が話せるようになるには話す練習は不可欠です。
その最も効果的で手軽な手段が、オンライン英会話です。
オンライン英会話であれば、プロの講師との生きた会話を家にいながら実践できますし、料金も英会話スクールや留学に比べて圧倒的に安いです。
特に人見知りや英語初心者の方には、ネイティブキャンプがおすすめです。
- 24時間、いつでも好きな時にレッスン受け放題
- 初心者向けの教材やコースが充実
- 講師が親切で優しいので、どれだけ間違えても大丈夫
まずは7日間の無料体験から気軽に試してみてください。
実際の人との英会話経験は、英語習得への大きな一歩になるはずです！
まとめ
TOEICのスコアが低くても、正しく学べば英語でのコミュニケーションは絶対にできるようになります。
大切なのは、「伝えたい」という気持ちと、小さな積み重ねです。
文法が多少おかしくても、単語が足りなくても、あなたの英語はちゃんと相手に伝わります。
英語は世界とつながる最強のツールなので、ぜひ小さな学びから始めてみてください。
