「英語が話せるようになりたい…！」
けれど、日々の忙しさに追われる中で、
- 「何から始めればいいのか分からない」
- 「いきなり話すのは恥ずかしい」
- 「自信が持てない」
そんな風に感じて、最初の一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたにこそおすすめしたいのが、英作文を活用した英会話力アップ法です。
「書くこと」と「話すこと」は一見まったく別のスキルに思えますが、実はこの「書くトレーニング」こそが、話す力の土台を育ててくれるのです。
本記事では、英会話力を伸ばすための「英作文トレーニング」の方法について紹介していきます！
なぜ英作文が英会話力を鍛えるのに効果的なのか？
英会話に挑戦すると、多くの人がこんな壁にぶつかります。
- 言いたいことがうまく言えない
- 語彙がすぐに出てこない
- 文がとっさに組み立てられない
これは、頭の中にまだ“英語の思考回路”ができていないことが原因です。
ですが、英作文を継続することで、
- 自分の思いや経験を英語で表現する練習ができる
- 考えを整理し、それを英語に置き換える力が身につく
- 文法や語順の感覚が自然と体に染みつく
といった効果が期待でき、会話に必要な力を効率よく育てていけるのです。
つまり、英作文は「話す準備運動」。
準備が整えば、言葉はもっとスムーズに出てくるようになります。
まずは10分から！毎日続けられる英作文トレーニング法
「でも、英作文ってなんだか難しそう…」
「そもそも何を書けばいいか分からない…」
そんな方のために、初心者でも今日から取り組めるシンプルな方法をご紹介します。
ステップ1：日本語で短い日記を書く
まずは気楽に、今日の出来事や感じたことを日本語で2〜3文書いてみましょう。
例：
-
今日は会議続きで疲れた。
-
子どもと公園に行って、リフレッシュできた。
-
雨だったので、家で映画を観た。
最初はどんな簡単な文からでも大丈夫です！
ステップ2：それを英語に訳す
次に、その日本語を英語に訳してみましょう。
例：
-
“I had a lot of meetings today, so I was tired.”
-
“I went to the park with my child. It was refreshing.”
-
“It was raining, so I watched a movie at home.”
ポイントは、完璧を目指さないこと。
間違えてもOK、自分の言葉で伝える練習を続けることが大切です。
ステップ3：ChatGPT等でフィードバックをもらう
書いた英作文は、自分だけでチェックするのではなく、フィードバックをもらうことで、学びの効果が倍増します。
無料で手軽にフィードバックをもらえるChatGPTなどのAIを活用するのがおすすめです！
ChatGPTを使った英作文の添削法については、以下の記事を参照してみてください！
英会話力を伸ばすための英作文3つのポイント
1. 「話すように書く」
英作文＝堅苦しい…と思いがちですが、英会話力を鍛えたいなら、話し言葉を意識したラフなスタイルで書くのが◎。
例：
-
× “I would like to inform you that I watched a movie.”
-
○ “I watched a movie. It was fun!”
肩の力を抜いて、自分らしい言葉を英語にしてみましょう。
2. 「短くても毎日続ける」
1日たった1文でもOK。大切なのは“続けること”です。
完璧主義は挫折のもと。
「書けた！」という小さな達成感の積み重ねが、大きな自信につながるはずです。
3. 「興味あること・好きなことを書く」
英語のアウトプットは、「話したい」と思えるテーマにすることでグッと楽になります。
例：
-
昨日観た映画の感想
-
最近ハマっているレシピ
-
将来行ってみたい国
自分のリアルな関心事を英語で表現することで、会話にも自然につながっていきます。
英作文の上達におすすめな書籍2選
英作文力を鍛えるのにおすすめな書籍をピックアップして紹介します。
これらの本を読むことで、より英作文のイメージがつくはずです！
1. 『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』（森沢洋介 著）
本書は中学英語レベルの文法と単語を組み合わせて、口に出す練習をするトレーニングブックです。
瞬発的に英文をつくる力を養いたい人に最適で、英作文→英会話の「橋渡し」になる1冊。
✅ 日本語→英語の瞬間変換トレーニング
✅ 音読にもぴったり
✅ 英会話初心者〜中級者向け
2. 『英語日記BOY』（新井リオ 著）
本書では英語が話せなかった大学生が、日記を使って独学で英会話を習得した実話ベースの学習法が公開されています。
「間違えてもいいから、自分の言葉で書いてみる」というのが、本記事でご紹介している英作文の考え方とぴったり重なります。
✅ シンプルな英作文の例が豊富
✅ 続けやすいコツが満載
✅ 初心者でも「書いてみよう」と思える1冊です
英作文→英会話へ。いよいよ実践！
書く力がついてきたら、次は話す練習にチャレンジしてみましょう。
英作文で準備した文章を声に出して話すことで、
- 発音やリズム
- とっさの反応力
- リアルな会話への応用力
が一気に鍛えられていきます。
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まとめ：「書く→話す」のサイクルで、“伝える力”が確実に伸びる
英語が話せるようになるには、いきなり話すだけでは足りません。
まずは「伝えたいことを英語で組み立てる力」を英作文で育て、そのうえでそれを「実際に話す力」へとつなげていく。
このステップを踏むことで、英会話はぐっと身近なものになります。
毎日の英作文習慣を、今日から始めてみましょう！
