「英語はある程度勉強してきたけれど、話そうとすると言葉が出てこない…」
「英語脳が大事ってよく聞くけど、そんなの本当に身につくの?」
「できるなら英語で考えられるようになりたいけど、具体的な方法がわからない…」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実は、これらの疑問や不安は誰もが抱えるごく自然なものです。
学校ではリーディングや文法中心の学習が多く、「英語を英語のまま理解する力」を養う訓練はほとんど行われません。
そのため、いざ英会話に挑戦しても、頭の中では「日本語で考えてから英語に訳す」というプロセスを踏んでしまい、反応が遅れてしまいます。
つまり、「英語脳」=英語を英語のまま理解し、英語で考える思考回路 が育っていないのです。
では、この「英語脳」は、センスのある人だけが手に入れられる特別な能力なのでしょうか?
答えはNOです。
英語脳は、日常の中で意識して行動を積み重ねることで、誰でも身につけることができるスキルです。
この記事では、初心者でも今日から実践できる、英語脳を育てるための「超具体的なポイント」7つをご紹介します。
ポイントは、「抽象論」ではなく、具体的な行動に落とし込んだ実践法であること。
英語に苦手意識のある方にも分かりやすく、実践しやすい形でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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1. 英語を「日本語に訳さず」読む練習を始めよう
英語の文章を読むとき、つい「これは日本語で何て言うんだろう?」と頭の中で翻訳してしまう
——これは多くの英語初心者が無意識にやってしまう習慣です。
しかし、その翻訳癖こそが英語脳を妨げている最大の原因になります。
英語脳を育てるためには、「英語を見た瞬間に、日本語を介さず、直接理解する力」が必要になってきます。
それを鍛える第一歩が、「英語を映像としてイメージで捉える読み方」に切り替えることです。
映像で捉えるとは、どういうことか?
例えば、以下の文を読んでみてください。
She raised her hand slowly.
多くの人が「彼女はゆっくりと手を上げた」と日本語に変換すると思います。
ですが、それは言葉の変換作業にすぎません。
英語脳ではこの一文を読んだ瞬間に、まるで映画のワンシーンを頭の中で再生するように捉えます。
──教室で先生が質問したあと、一人の生徒が少し緊張した様子で、でも覚悟を決めて、そっと手を上げる。
その表情、空気感、動作の速度…そんな細かな要素まで含めて「She raised her hand slowly.」という文を映像として理解する。
これこそが、「英語をそのまま理解する感覚」です。
この感覚が育つと、英語の意味を頭で「解釈する」必要がなくなり、直感的に英語を理解できるようになります。
なぜ映像で捉えると英語脳が育つのか?
脳は、文字情報よりも視覚情報の処理を得意とする臓器です。
特に「視覚+感情+状況」がセットになった記憶は長期記憶に残りやすく、それを英語と一緒に脳に刻むことで、「英語=情景」という回路ができていきます。
「英語を読んだら、自然とイメージが浮かぶ」
──これができるようになると、リーディングもリスニングも理解スピードが飛躍的に向上します。
まさに英語脳が稼働し始めたサインです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、続けるうちに「日本語を挟まないほうが速い」「イメージで理解する方が楽」と感じるようになるはずです。

そうなってくれば、あなたの脳内に新しい「英語回路」が構築されている証拠です!
おすすめ練習法
- 英語の絵本や児童向けの短編ストーリーを使い、1文1文を読みながら、その場面を心の中で映像化する
- イラスト付きの教材を使い、英語の文とイラストを照らし合わせながら「言葉がどんな情景を指しているか」を感覚で捉える
- 実際の映像(英語字幕付きの動画など)を見たあと、同じ表現を読んで「映像と文がリンクする感覚」を体験する
2. 単語を「五感と結びつけて」覚える
「単語を覚える=日本語訳をセットで暗記するもの」と思っていませんか?
たとえば、「apple=りんご」といった具合に。
確かにこの方法でもテストの点は取れるかもしれませんが、英語脳を作るには不十分です。
なぜなら、言葉は意味だけでなく「感覚」や「状況」と一緒に記憶されるものだからです。
五感と英語を結びつけると、記憶の定着が桁違いに高まる
例えば、「run(走る)」という単語を見たときに、「足音」「風を切る感覚」「汗のにおい」などを一緒に思い出せる人は、runという言葉を使うときにも自然にその感覚を再現できます。
これは、言語が「五感の記憶」に紐づけられているからです。
五感で覚える=五感に紐づける
- 視覚(目で見る):Google画像検索で単語をビジュアルとして記憶する
- 聴覚(耳で聞く):ネイティブの発音を真似し、その音を身体に染み込ませる
- 触覚(動きや感覚):run、jump、touchなどの動詞は、自分で動いてみることで記憶が定着
- 味覚・嗅覚(味・におい):food、spice、coffeeなど、日常で感じた匂いや味とリンクさせる
- 感情:angry、embarrassed、excitedなどは、自分が実際にそう感じた場面を思い出す
英語脳は、「apple=りんご」と覚えることでは育ちません。
「apple=あのとき食べた甘くて冷たい果物」
「apple=カフェで友達とシェアしたパイ」
──そういった記憶のかけらとつながっている英語こそが、脳に残り、スムーズに口から出る英語になります。
単語を「感覚で覚える」ことができれば、忘れにくいだけでなく、使うときに「迷いのない英語」が自然と出てくるようになります。

過去の記憶でも構わないので、英単語はなるべく記憶や体験に関連した五感を想像して結びつけるようにしましょう。
おすすめ練習法
- 単語を見たら、その言葉が使われる場面を想像する(e.g., kitchen, thunder, picnic)
- Google画像検索を使って、ビジュアルで覚える
- 英英辞典を使い、「英語で説明された意味」を英語のまま理解しようとする
- 自分の経験と結びつけて覚える(「picnic=去年の家族とのお花見」など)
3. 独り言を英語に変える「セルフトーク習慣」
英語を話せるようになりたい。でも話す相手がいないし、練習の場もない。
そんなときにこそ、威力を発揮するのが「英語で独り言を言う」セルフトーク習慣です。
これは、もっとも手軽で、もっとも続けやすく、もっとも効果の高いアウトプット法です。
しかも、家の中で、1人で、誰にも見られずにできる。
つまり、「恥ずかしさゼロ」で英語脳を鍛えられるのです。
セルフトークとは?
セルフトークとは、文字通り「自分で自分に話しかける」ことです。
普段日本語でつぶやいていることを、そのまま英語にしてみます。
たとえば──
- 朝起きて「眠いなぁ…」→ I’m still sleepy. But I have to get up…
- 鏡を見て「今日は顔が疲れてる…」→ I look tired today. Maybe I didn’t sleep well.
- 冷蔵庫を開けて「牛乳がない…」→ Oh no, we’re out of milk!
といった感じです!
なぜセルフトークが英語脳に効くのか?
人間は、思考を言語で整理します。
つまり、「何語で独り言を言うか」は、そのまま「何語で考えているか」に直結するのです。
毎日の中で英語で独り言を言い続けると、自然と「英語で思考する時間」が増えていきます。
これが、まさに英語脳への回路切り替えとなるのです。
毎日の中で、たった5秒でもいい。1文でもいいです。
それを毎日積み重ねるだけで、「英語を話すこと」が日常の延長線上になる感覚が生まれてきます。

セルフトークは誰でも実践できる“英語脳づくりの裏技”です。
続けるコツ
- 最初は単語レベルや3語文からでOK。たとえば「coffee hot」「go work now」でも十分。
- 思いついた表現をスマホのメモアプリに記録し、後でChatGPTに「この表現は自然ですか?」と確認
- 通勤時間や就寝前など、シーンを決めてトライすると、習慣化しやすい
- 慣れてきたら「ちょっと長めのモノローグ」に挑戦(例:通勤中の心の声をすべて英語で再現)
4. シャドーイングで「英語の語順」を体に染み込ませる
英語と日本語の大きな違いの一つが「語順」です。
たとえば「私は昨日、友達と映画を見た」という文。
日本語では「主語→時→相手→目的」の順ですが、英語ではこうなります。
I watched a movie with my friend yesterday.
つまり、英語は「主語→動詞→目的語→補足情報」という語順が基本。
この語順感覚を頭ではなく「反射的」に理解できるようになるのが、英語脳の核心です。
そこで有効なのが、シャドーイングというトレーニングです。
シャドーイングとは?
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて後ろから追いかけて声に出す練習法です。
まるで「影(shadow)」のように、ネイティブスピーカーの後を追って話すことからこの名前がついています。
トレーニング手順:
- 素材選び:まずはゆっくりめ・明瞭な英語の動画や音声を選ぶ(News in Levels, YouTubeのESLチャンネルなど)
- スクリプト確認:まず英文を確認し、内容や単語などを理解する
- オーバーラッピング:音声と同時にスクリプトを見ながら発声
- シャドーイング本番:スクリプトを見ずに、耳で聞いた英語を0.5秒遅れで発声
- 録音・振り返り:自分の発音を録音して、スピード・アクセント・語順が自然かを確認
なぜシャドーイングが英語脳に効くのか?
人間の脳は、「聞く・理解する・話す」を同時に行うことで、言語処理回路が自動化されるようになります。
シャドーイングでは、「英語を聞いた順に理解して、同じ語順で話す」ことを強制的に行うため、まさに英語脳を鍛えるためのフルコンボ状態です。
1日10分のシャドーイングでも、英語の処理スピードは大きく変わります
英語脳は、文法の知識よりも「語順に慣れる体験」で育つのです。
おすすめのシャドーイング素材
- 英語でのニュース動画
- TED Talks(短め&スクリプト付き)
- YouTubeの興味のある分野の英語動画


5. ChatGPTなどAIとチャットして「反応する力」を鍛える
英語脳を育てるには、「英語を読む・聞く」だけでなく、「英語に反応する力」も不可欠です。
そのためには、相手の言ったことをすぐに理解し、自分の英語で返すという対話の練習がとても効果的。
とはいえ、英会話に慣れていない方にとっては、「いきなり外国人と話す」のはハードルが高いですよね。
そこでおすすめなのが、ChatGPTなどのAIと英語でチャット・音声会話する練習です。
AIは「間違えても大丈夫」な英語脳トレーナー
AIは、あなたが英語を間違えても、言葉に詰まっても、まったく気にしません。
むしろ、あなたの英語力に合わせて、テンポや語彙、質問の難易度を調整してくれる柔軟な相手です。
これにより、失敗を恐れずに「対話の練習」ができる最高の環境が手に入ります。
また、AIとの対話は、まるで英語脳の筋トレでもあります。
正解を出す必要はありません。大切なのは「英語で反応する」こと。
その積み重ねが、瞬時に英語で考え、返す力=英語脳の反射神経を育てます。
具体的な使い方:
- まずは日常の話題から:Hi! How are you today? → I’m fine. How about you?
- 自分の1日を英語で伝えてみる:Today I woke up late and missed the bus…
- 質問をしてみる:What do you usually do on weekends?
- 相手の回答に反応する練習:内容を受けて「自分の考え」や「感想」を英語で返す
ChatGPTにおすすめのプロンプト:
Let's talk in English. Please ask me questions about daily life one by one.
If I make a mistake, correct me in a friendly way.
Let's talk like a casual conversation between friends.
これだけで、毎日5〜10分の会話練習ができます。


6. 英語日記で「自分の英語」を育てる
自分の気持ち、考え、出来事を英語で表現することは、英語脳を鍛えるうえでとても大切です。
なぜなら、「自分の言葉」で英語を使うことは、受け身の学習では得られない深いアウトプットだからです。
そこでおすすめなのが、英語で日記を書く習慣です。
なぜ英語日記が効果的なのか?
日記は「自分のこと」しか出てきません。
つまり、「自分がよく使う英語表現」を自然と繰り返すことになります。
これがまさに、英語脳における“自己表現パターン”の定着につながるのです。
また、「今日は〇〇した」と書くときには、自然と「主語+動詞+時制」の意識が高まります。
つまり、文法を自然に身につける効果もあるのです。
日記は「内面と英語」をつなげるツールです。
英語日記を書くうちに、「英語で感情を表現するのが当たり前」になってきます。
これは非常に重要な感覚で、「英語=自分の声」と感じられるようになったとき、英語脳は一気に育ちます。
続けるためのポイント:
- 最初は1日1文でOK(Today was cold. だけでも立派な日記)
- 書いた英語をChatGPTに見せて、「添削&ナチュラルな表現例」をもらう
- 週に1度「今週のまとめ」を英語で書いてみる
- 日常で感じたことをそのまま表現し、「英語=自分の感情をのせる手段」にしていく

7. オンライン英会話で「実戦の場数」を踏む
英語脳を完成させる最後のステップは、「実際の会話の中で使ってみる」ことです。
その場で相手の言葉を理解し、自分の言葉で返す。
まさに英語脳の総仕上げともいえる工程です。
そして、それをもっとも効率的に積み重ねられるのが、オンライン英会話です。
英語には実際の会話の中でしか育たない“瞬発力”が存在します。
聞いて、考えて、返す。
この一連の処理がスムーズに行えるようになるには、実戦経験が不可欠です。
オンライン英会話は、その“場数”を最も気軽に積める環境なのです。
なぜオンライン英会話が英語脳に効くのか?
- ネイティブや外国人講師と「リアルタイムで会話できる」=即応力を鍛えられる
- 自分の話したいことを「英語で構築する」力が磨かれる
- 毎日10〜15分でも継続すれば、英語を“思考言語”にする機会が圧倒的に増える
おすすめのオンライン英会話サービス
これから英語脳を本格的に鍛えたいという初心者の方には、ネイティブキャンプが特におすすめです。
- 24時間365日レッスン受け放題だから、思い立ったときにすぐ英語に触れられる
- 初心者向け教材やコースが充実しており、基礎からしっかりステップアップできる
- 講師が親切でフレンドリーなので、間違えても気まずくならず、安心して練習できる
また、予約不要で今すぐレッスンが受けられるのも大きな魅力。
英語脳をつくるうえで最も大切な「反復」と「実践」の機会を、ストレスなく確保できます。
まずは7日間の無料体験から、気軽に英語脳トレーニングを始めてみましょう。
おすすめの始め方:
- まずはフリートークより「トピックレッスン」や「教材使用」で会話の型を覚える
- 毎回のレッスンで「1つだけ今日覚える表現」を決めて、実際に使ってみる
- 終了後に「今日の会話でうまく言えなかったこと」を英語日記に書き出す
- ChatGPTと事前に練習し、「予習型オンライン英会話」にすると効果が倍増!
まとめ:英語脳は、日常の中の“選択”から始まる
英語脳を作るために、特別な才能や長時間の学習は必要ありません。
必要なのは、「どうやって英語に向き合うか」という小さな選択を日々積み重ねることです。
- 日本語で考える前に、まず英語でつぶやいてみる
- 英単語を見たときに、情景をイメージしてみる
- 英語を聞いたときに、その語順のまま理解しようとしてみる
こうした瞬間が、確実にあなたの中に英語脳を育てていきます。
今日から少しずつ、自分の中の「英語のスイッチ」を入れてみましょう。
その積み重ねが、いつか“自然に英語で考えている自分”に変わっていくはずです!